生産本部 業務グループ 流通チーム
包装容器は、安全で衛生的に食事をするために日常生活に欠かせないもの。普段何気なく使っては捨てている容器がどのように作られているのかに興味を持ったことがきっかけとなり、ギンポーパックと出会い入社。
流通チームでは、主に工場で生産した製品を全国に出荷する役割を担っています。私の仕事はデスクワークがメインで、本社からの出荷指示やオンラインの受注、直接注文書をメールやFAXでいただき、それらを振り分け混載便やチャーター便を手配し、パソコンで伝票入力なども行っています。急な発注による当日生産出荷なども頻繁にあるので、生産状況の確認をするために、工場や倉庫出荷担当者と連絡を取り合い、現状把握し各部門に伝達・指示する役割もあります。また、雪が降るなど天候の悪化によって配送が大幅に遅延することもあり、そうしたときには現場や運送会社と連絡を密にとりあって、お客様に連絡します。お客様の業務に支障が出ないように、遅れを最小限に留めるためにさまざまな手を尽くします。
流通チームの仕事は、日頃の成果が分かりやすく目に見えたり、お客様の声を直接聞いたりする機会はありません。しかし、企画開発~営業~材料の発注~品質管理~生産~検査まで、たくさんの人たちが密接に関わり合い、長い時間と努力をかけて作り上げた製品を、私たち流通チームが最後の役割として、お客様の手元に確実に届ける仕事をしていることに誇りを感じています。繁忙期には普段の仕事が倍近くになることもあり、生産状況やコストを考慮しながら先読みをして、早めにチャーター便を確保するなどしています。大きなトラブルもなく出荷が完了できた時は達成感がいつも以上にあります。スーパーやコンビニで、ギンポーパックの製品が使われている商品を見かけたり、SNSやテレビでその商品が評価されていたりするのを観ると嬉しくなり、つい買い物かごに入れてしまいます。
社内の雰囲気は和やかで上司との距離も近いので、気軽に相談できています。誰かが忙しい時には他チームでも助け合い、みんなで協力しあえる職場です。有給休暇も希望日に取得できますし、残業もほとんどなく、自分の趣味の時間もしっかりとれています。仕事を通じて、食品を衛生的・物理的に保護するだけでなく、使いやすさや運びやすさ、より一層美味しそうに見える工夫などがされている、包装容器の奥深さを感じています。ニーズに合わせて進化を続けている凄さと面白さに気づき、ギンポーパックの製品がさらに好きになりました。
友人と好きなアーティストのコンサートへ行くために全国を飛び回っていました。その資金などを稼ぐため短期アルバイトをしたり、安いホテルに泊まったり、夜行の高速バスを利用して全然眠れなかったりと、大変なこともたくさんありましたが今では良い思い出です。
ノーベル化学賞を受賞された吉野彰さんが仰っていた諺の「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。一般的には“人は徳が深まるほど謙虚になる”という意味だそうですが、吉野さんは“実ったら頭を垂れなさい”という意味もあるとのことでした。私もいつまでも誰に対してでも謙虚な姿勢を心がけたいと思っています。
神社仏閣で御朱印をいただきながらのドライブを楽しんでいます。道の駅には必ず寄って、現地限定のソフトクリームを食べるのも楽しみです。遠出した際には、海鮮をメインにご当地グルメを堪能し、必ず温泉のある宿に泊まって疲れを癒しています。