生産本部 製造チーム

● 真岡工場 N.H. ● 2018年入社

会社紹介にあった「美味しいものを美味しく、あたたかいものをあたたかく」というフレーズが目に留まった。身近なコンビニエンスストアで取り扱っている、何度も手に触れたことのある容器を製造している会社だと知り興味が湧き、この仕事に携わりたいと思い入社。

真岡工場では、安全性が高く、熱や油に強い「ポリプロピレン」を高発泡させた、食品向けの単一素材高発泡化容器(パルファイン)の原材料シートの生産を行っています。パルファインはギンポーパック独自の開発技術で、高発泡化容器は軽く仕上がるため、厚みを揃えると大幅な軽量化が可能となり、環境配慮に寄与します。原材料シート生産の作業工程は、大きく分けて変性工程・発泡工程・ラミ工程があります。変性工程では、原料を高温の機械で溶かし、いくつかの材料と混ぜ合わせて、きちんと発泡するように原料の性質を変化させていきます。その日の天候や温度、湿度などによって微妙に配合具合が変わるので難しい作業です。発泡工程は、変性工程で作られた原料を高温の機械で溶かし、ガスで発泡させ薄いシート状にして製品を採取します。ラミ工程では発泡工程で作った製品に、木目柄などのフィルムを貼り付け製品を作っていきます。工程ごとにさまざまな機械の操作を行い原材料シートの製造をしています。

私は主にラミ工程を担当していますが、生産中の機械の調整がそのまま直ぐに製品に影響を与えます。また、異物が混入すると不良品となるので、シートで被うなど異物混入を防ぐ工夫をしています。製品に何か不具合が出た場合は、自分で判断して機械を操作する必要が出てきます。大変なこともありますが、自分の判断で機械の調整をして、規格通りの製品ができた時は達成感を感じます。最近はいろいろな工程を任せてもらえるようになってきていますので、確実に各工程の作業内容を覚えていこうと思っています。職長や先輩方から教えてもらった仕事のやり方は、必ずメモを取って読み返せるようにし、分からなかったことはその場で理解することを心がけています。勤務は4班で早番、中番、遅番、休みのローテーションなので平日休みも多く、混雑を避けて遊びに行けるので、平日の休みの時はゆっくりと楽しめています。

安全とコンプライアンス優先の意識が徹底されており、とても働きやすい会社です。災害ゼロを目指し、安全優先を意識して「ルールを守り、守らせて作業を行う」ことが確立されています。真岡工場でも製造の仕事で使う道具や設備機器に、安全カバーなどの災害防止を考慮した工夫がなされています。また、風通しの良い職場環境を目指していて、部署や職歴、年齢など関係なく相談したり意見が言えたりする環境が整っていて、性別や国籍を問わず安心して働けるところに魅力を感じています。

真岡市の大前神社には、境内の外からでも見える高さ20mもあるえびす様があり地元では有名な神社です。お正月には屋台も並び、初詣の人々で賑わっています。また、とちおとめなどが食べられるイチゴ狩り施設もお勧めです。子どもの頃によく行きましたが、甘くて美味しいイチゴを家族で楽しむことができる真岡の人気スポットの一つです。

以前読んだ本の中に「大丈夫と思った時ほど慎重に動け」という言葉があり、とても印象に残っています。この言葉は生活の中のあらゆる場面に通ずると思っています。真岡工場には多くの機械がありその中には危険な箇所もあります。毎日の作業の中で気を抜かないよう、この言葉を頭に入れて作業をしています。

※早番の場合(勤務は4班で早番、中番、遅番、休みのローテーション制)

飼っている愛猫と戯れ、写真を撮ったりすることが最高の癒しになっています。愛猫と庭で遊んだり、ブラッシングしてあげたりしています。ゲームをプレイするのも好きで、時間を忘れて熱中し一日が終わることもあります。また、天気の良い日はドライブに出かけて一人で自然を眺めたり、日帰りで温泉に入りに行ったりしてリフレッシュしています。